同グループが指定した日本の13 Webサイトの多くには、「Hacked by sharpwinner(Sharpwinnerがハッキングした)」という英語のメッセージが貼り付けられた。Sharpwinnerは、今年4月の米国海軍偵察機と中国戦闘機の衝突事故後に起こった米中ハッカー戦争中の5月1日にも、20のドットコム・ドメインWebサイトを改竄している。
8月14日午後2時15分(世界標準時)、中国人ハッカーが残した英語メッセージを表示していたWebサイトは以下のとおりである。 http://www.hadoh.ne.jp 「hackered by sharpwinner(Sharpwinnerがハッキングした)」 http://www.hadoh-net.co.jp 「Solemn protest Japanese leader visting Yashuhuni Shrine Redhackers expressing indignation to Japanese government. Hacked by The Redhacker's Alliance(日本のリーダーによる靖国神社参拝に対する厳重な抗議。Redhackerは日本政府に対して怒りを表明する。Redhacker's Allianceがハッキングした。)」 http://211.7.1.67 「hacked by sharpwinner(Sharpwinnerがハッキングした)」 http://203.138.166.165 「fuck all Japanese!!!(すべての日本人は糞くらえ!!!)」
Green Army Corps、Hacker Union of China (H.U.C「中華黒客連盟」)、およびChina Wolfなどハッカー・グループの共同ウェブサイトに、日本に対する攻撃計画や明確な情報は表明されていない。またごく一部のハッカー掲示板で、反日本的な投稿が延々と書き記されているほかは、日本に対する明確な攻撃を呼びかけるものはない。
◆分析:(iDEFENSE US) China Eagle(「中国鷹派」)は、2001年4月から5月にかけて起こったサイバー上での米中衝突の際に、アメリカのウェブサイトとネットワークを最も積極的に攻撃した3つのハッカー・グループのうちの1グループである。日本の総理の靖国神社参拝を受け、中国のハッカー・グループが攻撃開始を協議した。Hacker Union of China(H.U.C「中華黒客連盟」)が攻撃を辞退したことから、比較的新興のRedhacker's Allianceがこの呼びかけに答える形で13のサイトを改竄した。それ以外のハッカー・グループは、怒りを表明したものの、攻撃開始は一切表明していない。China Eagle(「中国鷹派」)は、Redhacker's Allianceと「パートナー」関係にあると考えられているため、同グループが攻撃を支持しない旨をメンバーに表明する必要があったものと思われる。