NISM推進協議会は7月2日、ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)資格認定講習第1期の受講者の募集を開始すると発表した。 この資格の目的は、ネットワークの安全性、信頼性を確保するため、ネットワークサービスを提供する事業者に配置するネットワークを介した脅威に対処することができる専門家を育成することにあるとしている。また、応募条件は以下の条件を同時に満たすこととしている。 受講者募集にあたり、教育ポータルサイト「LearningSite21」上にNISM資格専用のコーナーを設置し、受講者希望者が事前に確認試験を実施できるようになっている。このコーナーにおいて、受講希望者は自信のセキュリティに関する知識を確認することが可能となっている。また、同推進協議会の受講参加推奨ラインは正答率70%〜80%としている。1.ネットワーク上布セキュリティに関連する知識、IPネットワーク技術、インターネット技術(www、HTTP、FTP等)、Windows・UNIXの知識、セキュリティの基礎、セキュリティ対策の基本(監査、ポリシー策定)を有するもの。2.NISM推進協議会を構成する団体に加盟する事業者に所属し当該事業者の推薦する者、またはその事業者からの委託でネットワーク保守を行っている事業者に所属しその委託事業者が推薦する者とされている。 講習は5日間で、4コースが準備されており、定員は各20名。受講料は1人25万円。資格の有効期間は2年であり、更新の際は更新講習の受講が必要とされている。