マイクロソフト株式会社は、Windows NT4.0のIndex Server(Windows 2000ではIndexing Service)のISAPIエクステンションの脆弱性を修正するプログラムをリリースした。問題は、このエクステンションの1つである「idq.dll」のURLの入力を処理するコードの部分に、未チェックのバッファが含まれるために、攻撃者がidq.dll がインストールされているサーバとのWebセッションを確立できた場合、バッファオーバーラン攻撃を仕掛け、Webサーバ上でコードを実行する可能性があるというもの。この脆弱性は極めて深刻で、同社では、全ての同サーバ管理者に直ちに対応策を取ることを強く推奨している。http://www.microsoft.com/japan/technet/security/prekb.asp?sec_cd=MS01-033