SSHコミュニケーションズ・セキュリティ株式会社(SSH社)は6月7日、IPSecおよびPKI技術について、東京大学情報基盤センターと共同研究していくことで合意したと発表した。 東京大学情報基盤センターでは、学生や職員が必要な情報にアクセスする際の安全を確保するため、SSH社の認証局「SSH Certifier」の使用を可能とし、教育用計算機システム(ECCS)の利便性、セキュリティ確保のためにはVPNが最適であると考え、VPNの運用に関してSSH社との共同研究を行っていくこととなった。 SSH社のVPNクライアント「SSH Sentinel」はIPSecを搭載しており、各種ネットワークを通じてVPNゲートウェイに接続することにより、強力な暗号化とX.509証明書による認証を可能とする。これにより同センターではECCSの認証データベースを用い認められたユーザのみがECCSシステムへVPNを構築できるシステムを準備している。http://www.ipsec.co.jp/