ベリサインは、マイクロソフト社を詐称する証明書を発見したと発表した。証明書は、1月29日と30日に発見された。この証明書により、マイクロソフト社製を詐称した実行可能なActiveXコントロールやofficeマクロなどのコンテンツを配布することが可能になる。利用者が、マイクロソフト社というブランドで安心して詐称コンテンツを利用し、悪意ある破壊的なコンテンツを実行してしまう危険がある。マイクロソフト社のサイトでは「ベリサイン社が誤って発行した詐称証明書による危険性」という内容で詳細の内容とガイドが掲載されている。なお、今回の事件が発表されたのは、3月21日であり、事件そのものの発見からだいぶ遅れての公表となった。ベリサイン社では、マイクロソフト社と共同して、詐称証明書に対する対処を行っている。詳細は、下記URLを参照。http://www.verisign.com/developer/notice/authenticode/index.htmlhttp://www.microsoft.com/technet/security/bulletin/MS01-017.asp