マイクロソフト株式会社は、OutlookおよびOutlook Expressの改ざんされた電子メールヘッダで発生する問題について警告した。この問題は、電子メールの受信にPOP3もしくはIMAP4が使用されている場合、ヘッダにランダムに大量のデータを含むことでクラッシュさせたり、または、ヘッダに入念に改ざんされたデータを含むことにより、任意でコードが実行可能となるもの。Outlook Express 5.5ではこの問題は起きないため、同社はInternet Explorer 5.01 Service Pack 1を利用した5.5へのアップグレードを対策としてあげている。