マイクロソフトが提供している「Microsoft Internet Information Services 5.0(IIS 5.0)」を利用しているWebサーバー上で、外部からOSのコマンドを実行できるセキュリティホールが発覚。同社はこの問題に関する修正プログラムの提供を開始した。
今回見つかったセ
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マイクロソフトが提供している「Microsoft Internet Information Services 5.0(IIS 5.0)」を利用しているWebサーバー上で、外部からOSのコマンドを実行できるセキュリティホールが発覚。同社はこの問題に関する修正プログラムの提供を開始した。 今回見つかったセキュリティホールは、「IIS 5.0」がファイル名と1つ以上のオペレーティングシステムコマンドを含む、無効なファイルリクエストを特別に生成することが可能なため発生する。このようなリクエストを受け取った場合、「IIS 5.0」はその文字列全体をOSに渡してしまい、コマンドが実行される。このため、悪意のあるユーザーは、権限内でのコマンドをほとんど実行できる。 なお、このセキュリティホールで、管理者権限が取得される心配はないが、ファイルの操作が容易に行えるため、きわめて重要な問題と言える。また、「IIS 4.0」ではこの問題は発生しない。