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2018.07.19(木)

セキュリティ侵害の脅威に関するリストを発表(SANS研究所)

国際 海外情報

 米連邦捜査局(FBI)、米司法省そしてSANS研究所(Sysytem Administration,Networking and Security Institute)が共同で、危険性の高いセキュリティ侵害の脅威トップ10のリストとその対処方法を公表した。またSANS研究所は、平均的コンピュータ・ユーザが陥る危険性の高いセキュリティ上の過失トップ5を発表した。

 数ある危険性の高い過失の中で、SANS研究所が第1位に上げたのは身元不明の電子メールに添付されたファイルを開くことだ。殆どの場合、ユーザはそのメールの出所や中身についての確認を怠っている。
 2位は、マイクロソフト社のOffice、Internet Explorerなどのセキュリティホールにパッチを当てていないこと。3位は、不確かな出所からのスクリーンセーバーやゲームをインストールすること。4位は、バックアップを作成しテストをしていないこと。5位は、LAN(Local Area Network)に接続している一方でモデムを使用すること。

 しかし無防備なのは、一般のコンピュータ・ユーザばかりではない。SANS研究所は、指弾の矛先を企業の上級管理者や情報技術専門家にも向けている。同研究所が実施した調査によると、上級管理者は往々にして専門的技術を習得していない人物をセキュリティ担当者に任命したり、セキュリティ不備の危険性を軽視していると指摘。また情報技術専門家に対しては、セキュリティホールが発見されてもシステムをアップデートしない。システムやルータ、ファイアウォールなどを管理するのにTelnet(リモート接続)や他の暗号化されていないプロトコルを使用する。ユーザに電話でパスワードを伝え、またパスワード変更の際、正規の確認手続きを取らないで変更を受理する、などを指摘している。

 同研究所は報告書の中で“攻撃者は便宜主義であるため、最も容易で且つ便利なルートを狙ってくる。従って、彼らはセキュリティの脆弱性を放置する企業の怠慢につけ込み、脆弱性のあるシステムを求めてネットをスキャンし無差別に攻撃をしかけてくる”と警告した。
《ScanNetSecurity》

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