プライバシー匿名性の排除を提言する報告書を提出(米司法省) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.14(木)

プライバシー匿名性の排除を提言する報告書を提出(米司法省)

国際 海外情報

 ホワイトハウスの要請を受けて作成された米司法省の報告書が、オンラインの匿名性に関する論議を再燃させることになった。3月9日に発表された報告書『電子フロンティア:インターネット不正使用対策』の中で司法省は、オンラインの匿名性を尊重する規定は時として犯罪捜査を阻むものであり“議論の余地がある”と述べた。この60ページに及ぶ報告書を起草したJanet Reno司法長官は「インターネットは我々の生活に素晴らしい機会をもたらしたが、その一方で犯罪者に匿名性を保ちつつ安易に犯罪を犯す手口を与えた」と述べた。そして、連邦捜査機関がオンライン犯罪者を追跡する際、捜査を困難にしている要因として現法律の“欠陥”を上げ、現在の先端技術状況を鑑み法律を改正すべきと議会に提言した。
 他方、プライバシー擁護団体は今回の報告書が政府機関の権力拡大につながると懸念を表明し、現在のオンライン・プライバシー保護規定を骨抜きするための口実であると述べた。
 しかし業界団体の全米情報技術協会は、この報告書を支持する意向だ。同協会のHarris Miller会長は、現法律の欠陥に関する意見に同意すると述べ、特に法廷に提出する証拠を収集する際には問題が生ずると語った。しかし、新しい法律の策定には業界が全面参与し、慎重に進める必要があると述べた。


《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

国際 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 死亡した男性のメールアカウントを巡るヤフーと裁判所の争い(The Register)

    死亡した男性のメールアカウントを巡るヤフーと裁判所の争い(The Register)

  2. どこかへ跳んでいけ、出来の悪いラビット(The Register)

    どこかへ跳んでいけ、出来の悪いラビット(The Register)

  3. 米軍のSNSに対する膨大なスパイアーカイブ、AWS で数十テラ閲覧可(The Register)

    米軍のSNSに対する膨大なスパイアーカイブ、AWS で数十テラ閲覧可(The Register)

  4. 捜査中だった米大統領選に使用されたサーバのデータが消失(The Register)

  5. 「Tor 禁止令」を解く Facebook、暗号化の onion アクセスポイントを宣伝~これからは暗号化通信も完全に OK(The Register)

  6. Anonymousが幼児虐待の秘密の拠点を閉鎖~Tor小児愛者を攻撃し氏名を暴露(The Register)

  7. インドのレジストリで情報漏えい、インドのネットを壊滅させるデータのビットコイン価格とは(The Register)

  8. WPA2の新たな脆弱性への攻撃KRACK、暗号化技術の根底にある欠陥(The Register)

  9. スバルのキー・フォブに脆弱性あり、オランダ人技術者語る(The Register)

  10. Mac OS X のシングルユーザモードの root アクセス(2)

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×