日本ネットワークアソシエイツ株式会社は、米ネットワークアソシエイツ社のウイルス対策部門会社であるMcAfee社のMcAfee AVERT(Anti-Virus Emergency Response Team)が3月2日、「W32/Pretty.worm.unpワーム」に対する危険度レベルを“高”に指定したと発表した。アニメ番組のキャラクタをアイコンにしているために、別名「SouthPark」と呼ばれる同ワームは、電子メールを通じてWindows 9x/NTシステム上に感染するウイルス。これまでのMelissaワーム等と異なり、アドレス帳にあるすべての人に30分おきに自身を送信するため、これがメールストームとなり、ネットワークパフォーマンスの大幅な低化を引き起こす可能性がある。現在、北米にある多くの企業のほか、行政機関、大学、インターネット企業でも発見されている。リリースhttp://www.nai.com/japan/prelease/pr_00A.asp?pr=00/03/07bSouthParkの最新情報、対処法http://www.nai.com/japan/virusinfo/virPQ.asp?v=W32/Pretty.worm.unp&a=PQ#PrettyDel