株式会社シー・エス・イーは2月15日、同社が販売しているウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus」の開発元SOPHOS社が、俳句を詠む電子メール送信型のウイルスを発見したと発表した。この「Haiku」は、電子メールを利用して感染するワームで、haiku.exeという添付ファイルとして送信される。メッセージの件名は“Fw: Compose your own haikus!(自分の俳句を造りましょう!)” となっており、英語本文の冒頭には、松尾芭蕉の俳句が引用されているとのこと。同社によれば、感染しても毎回起動時に俳句を作成するだけで、重大な障害を与える症状は確認されていない。