これは7月2日から7月4日までの間に、同校の教諭が学校所有のUSBメモリを所定の手続きを行わずに無断で使用し、生徒の個人情報等のデータが入ったUSBメモリを紛失したというもの。
当該教諭は校内を捜索し7月6日に職員室共有PC付近でUSBメモリのキャップを発見したが本体は発見されず紛失場所は不明とのこと。
USBメモリには3年生を送る会(平成29年度感恩祭)で使用した生徒の映像(最大で276名)が保存されていたとのこと。
同校は校長が全保護者宛てに文書を配布し事故について報告と謝罪を行った。
埼玉県は7月12日、同県立三郷北高等学校において個人情報を含むUSBメモリを紛失する事故が発生したと発表した。
日本で監視カメラや CCTV と言えば、要監視施設等に設置してそれを録画して、何かあったら再生するという、インターネットもパソコン通信もなかった時代のスタンドアロン PC のような貧しい使い方しか想像力が及ばない。しかし中国や合衆国のような、治安維持のための人権制限を合法とする国では、街頭や交通機関、店舗、オフィスなど都市の至る所に設置した画像を XDR や SOC のように集積し、かなりドラスティックな解析を行う。
今回は毛色が違う。営業DXサービス「Sansan」を利用中の顧客に対し、不正にIDやパスワードを入手しログインしたとして、不正アクセス禁止法違反の疑いで会社員が逮捕された旨の報道があったと、その社員とは無関係の「Sansan」を提供するSansan株式会社が公表を行ったことだ。感覚的には「Gmail アカウントが乗っ取られスパムメール送信に利用された件について犯人が逮捕された」と Google が発表するようなものだろうか。
2024 年 1 月に公開された、Linux カーネルの脆弱性を悪用するエクスプロイトコードが公開されています。攻撃者は当該脆弱性の悪用により、一般権限での侵入に成功した OS の管理者権限が奪取可能です。Linux カーネルのアップデートにより対策してください。