公立大学法人前橋工科大学は6月22日、大学院博士前期課程1年の長野寿城氏が、電子情報通信学会・インターネットアーキテクチャ研究会で優秀研究賞を受賞したと発表した。
優秀研究賞は、インターネットに関する優れた研究や将来性のある研究を対象に、1年間の発表を通じて審査し表彰を行うもので、2025年度は1年間に発表された75件の発表の中から、専門委員による審査、採点を行い、最も評価の高かった研究を「最優秀研究賞」、それに続く評価を得た複数の研究(3件程度)を「優秀研究賞」として表彰している。
受賞した研究は、長野寿城氏が卒業研究で取り組んだ、経路圧縮を用いたトライと線形探索を組み合わせたパケット分類アルゴリズムの性能評価に関するもので、近年、ファイアウォールの基盤ソフトウェアであるパケット分類アルゴリズムの性能はほとんど進化していないが、本研究では、トライのデータ構造に線形探索を組み合わせ、既存の手法よりも効率よくパケットを分類できるか、計算機実験から評価を行っている。
・受賞対象講演
題目:経路圧縮を用いたトライによるパケット分類手法の評価
著者:長野寿城氏、三河賢治氏、渕野敬氏
研究会:電子情報通信学会 通信ソサイエティ インターネットアーキテクチャ研究会(IA)
発表:2025年12月11日(金沢商工会議所)
