情報セキュリティ大学院大学は1月21日、第21回「情報セキュリティ文化賞」の受賞者が決定したと発表した。同学では2024年9月3日に、第21回情報セキュリティ文化賞候補者の募集について公表していた。
同賞は、日本の情報セキュリティ分野の進展に大きく貢献した個人を表彰することを通じ、情報セキュリティの高度化に寄与することを目的として、同学が2005年2月に制定したもので、過去20回に渡り合計108名を表彰している。
第21回情報セキュリティ文化賞受賞者は、SECCON実行委員長を初代から7年間にわたって務め、日本にCTF(Capture The Flag)文化を根付かせ、多数の若手をセキュリティ業界に惹きつけることに大きく寄与したことなど、日本のセキュリティ人材育成とセキュリティ文化の向上に多大な貢献をしたとして、株式会社リクルート アドバンスドテクノロジーラボ 所長の竹迫良範氏をはじめ、日本電気株式会社 特別顧問 / 一般社団法人日本経済団体連合会 副会長の遠藤信博氏、慶應義塾大学 総合政策学部 教授の新保史生氏、東北大学 データシナジー創生機構 特任教授(研究)の曽根秀昭氏、東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授の高木剛氏ら5名。
3月7日に開催されるSECURITY SHOW 2025では、表彰式と受賞記念講演会が開催される。