株式会社エーアイセキュリティラボは12月23日、脆弱性診断の自動化ツール「AeyeScan」のアップデートについて発表した。
「AeyeScan」は、AIとRPA(Robotic Process Automation)を活用したSaaS型Webアプリケーション脆弱性診断ツールで、診断結果は画面キャプチャ付きの画面遷移図で可視化するだけでなく、日本語レポートで提供される。
今回のアップデートでは、下記の機能追加・変更と修正・改善を行っている。
機能追加・変更
・「Apache Struts2の脆弱性(S2-066)」のスキャンルール追加
・【スキャン詳細>スキャン対象API一覧】項目の右端鉛筆アイコンにてAPIスキャンのリクエスト情報の編集機能追加
その他修正・改善
・フォーム入力値変更・再巡回時にワードリストに数万件指定すると登録できない問題を修正
・通常ログイン設定が複数件登録されている場合に、スキャン情報詳細取得APIにて1件しか取得できない問題を修正
・クライアント証明書が必要なドメインが複数ある場合に巡回ができない問題を修正
・PDFレポートのフォントを変更
・リモートブラウザ操作時にタブを閉じれない場合がある問題を修正
・画面サイズに大きめを指定した場合にリモートブラウザでタブが表示されない問題を修正