株式会社エーアイセキュリティラボは7月1日、脆弱性診断の自動化ツール「AeyeScan」のアップデートについて発表した。
「AeyeScan」は、AIとRPA(Robotic Process Automation)を活用したSaaS型Webアプリケーション脆弱性診断ツールで、診断結果は画面キャプチャ付きの画面遷移図で可視化するだけでなく、日本語レポートで提供される。
今回のアップデートでは、下記の機能追加・変更と修正・改善を行っている。
■機能追加・変更
・画面遷移図をExcel形式で出力可能に
■その他修正・改善
・全てのレポートダウンロードのレスポンス時間を改善
・APIスキャン時にOriginヘッダを自動で付加しないように変更
・類似判定の精度向上
・リモートブラウザでファイルアップロードボタンが巡回できない場合がある問題を修正
AeyeScan はこれまで、自動巡回した結果の画面遷移図をPDFとして出力していたが、編集可能な形式で出力したいという要望が寄せられていた。今回のアップデートで、画面遷移図の出力内容はそのままに Excel 形式での出力に対応したことで、編集のしやすさだけでなく、必要な箇所のみを抽出して資料作成などに活用できるという。