Azure AD対応ほか、NEC顔認証 新バージョン | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

Azure AD対応ほか、NEC顔認証 新バージョン

 日本電気株式会社(NEC)は3月29日、顔認証エンジンをベースとしたPCセキュリティソフトウェア「NeoFace Monitor」のパッケージ版とクラウド版で、操作性の改善やMicrosoft Azure AD環境下での顔認証ログオン対応などを強化した新バージョンを発売すると発表した。

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 日本電気株式会社(NEC)は3月29日、顔認証エンジンをベースとしたPCセキュリティソフトウェア「NeoFace Monitor」のパッケージ版とクラウド版で、操作性の改善やMicrosoft Azure AD環境下での顔認証ログオン対応などを強化した新バージョンを発売すると発表した。

 パッケージ版の新バージョン「NeoFace Monitor V7」では、利用者情報の管理で項目毎に分離していた情報入力画面を統合するとともに、利用者情報全体の一覧表示や個別の設定情報を一元的に登録・更新できるよう操作性を改善している。

 運用面では利用者情報の一括登録時に利用するCSVファイルを、画面統合に合わせシンプル化、複数の部門やプロジェクト単位での運用を想定した利用者管理機能の強化や、休職などを考慮した一時的な認証利用停止機能と、退職者など管理が不要となった利用者の個人情報保護に配慮したログ情報を遡り消去する機能の追加など、運用性を向上している。

 「NeoFace Monitor クラウド版 R1.3」の新バージョンでは、オンプレミスADを経由せずにフルクラウドのMicrosoft Azure AD環境へ顔認証によるWindowsログオンを直接行えるようAzure AD Joinに対応、Microsoft IntuneやWindows AutopilotによるPCへのNeoFace Monitorクライアントソフトウェアの配布と自動インストールに対応している。

 NECのBio-IDiom Services ID連携に対応することで、顔認証を利用した入退ゲート、決済、印刷などで同じ顔情報を共有しながら連携する。

 パッケージ版のNeoFace Monitor V7は4月10日から受注と提供を開始、ソフトウェア「NeoFace Monitor V7 クライアント用-i/SW」は1,000円から、ライセンス「NeoFace Monitor V7クライアント用-i 」は1台14,500円からの提供となる。

 「NeoFace Monitor クラウド版 R1.3」は2023年6月下旬に、月額換算300円(1名)での提供を予定している。

《ScanNetSecurity》

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