エイチ・シー・ネットワークス株式会社は6月29日、セキュリティ対策向けクラウドサービス「VI-Engine」(ブイアイエンジン)のサブスクリプションサービスを7月より開始すると発表した。同サービスは、グローバルで発見される脆弱性情報を複数の情報源から自動で収集し、作成した脆弱性情報データベースを提供するもの。ユーザはWebブラウザから同サービスにアクセすることで、データベースを閲覧できる。参照できる脆弱性情報は、パッチ情報(Microsoft製品のみ)の有無のほか、共通脆弱性評価システムCVSSのスコア、Exploitの有無、SNSの情報をもとに、対策を推奨する脆弱性のランキングとして、レコメンドTop10が自動で作成される。また、ユーザが管理しているIT資産の情報を同サービスにアップロードすることで、個々のIT資産ごとに存在するセキュリティリスク情報をレポーティングすることが可能になる。表示したレポート結果はCSV形式、PDF形式でダウンロードできる。