米Dropboxは22日、独自の新機能を追加した「Windows 10版Dropbox」を発表した。数日中に、Windowsストアで提供開始となる予定。 Dropboxは、2014年にMicrosoftとパートナー提携を実施。Office製品との統合を進めるなど、関係を強化してきた。今回のWindows 10版Dropboxの発表もパートナーシップ拡充の一環となる。 Windows 10版Dropboxでは、アプリ内フォルダ間でもファイル移動・コピーを容易に行える「ドラッグ&ドロップ機能」、検索ワードを入力するだけで結果がすぐに表示される「クイック検索機能」、共有フォルダへの招待をすぐ承認できる「インタラクティブ通知設定」などを搭載。「Windows Hello」に対応し、指紋・顔面・虹彩認証でのログインにより、Dropboxのロックを解除することもできる。そのほか、ファイルへのコメント書き込み、最近使用したファイルへのジャンプリストなども用意されている。 なお従来から提供されているデスクトップ(クライアント)版Dropboxも引き続き提供される。