センチュリーは27日、大規模地震発生時の電気火災を防止する「感震ブレーカー」と、災害による停電時の照明の確保ができる「感震ライト」をセットにした「地震火災の見張り番@home」の発売を開始した。 「感震ブレーカー」は震度5強相当の揺れで通電を遮断する装置で、ブレーカーノブに取りつけたアタッチメントと重り玉をヒモで繋ぎ、重り玉を台座に乗せて分電盤に設置。地震の揺れにより台座から重り玉が落下し、その重さでブレーカーを落として、災害時に頻発する通電火災を防ぐというもので、取り付け工事や電源工事が不要なシンプルな仕組みとなっている。 「感震ライト」は震度3相当の揺れを感知して自動で点灯するLEDライト。本体とホルダーで構成され、ビスやテープで屋内の様々な場所に設置できる。玄関や廊下、寝室などに非常灯として設置できる他、強弱2段階の明るさが選べるハンディライトとしても使用可能。本体をホルダーから取り外した時も自動で点灯する。 「感震ライト」の電源は別売の単4電池3本を使用。材質は主にABS樹脂でできている。価格は同社の直販サイトで2,916円(税込)。