消去ログ管理システムを搭載した卓上型磁気データ消去マシンを発売(オリエントコンピュータ) | ScanNetSecurity
2025.12.21(日)

消去ログ管理システムを搭載した卓上型磁気データ消去マシンを発売(オリエントコンピュータ)

 オリエントコンピュータは26日、消去ログ管理システムを搭載した卓上型磁気データ消去マシン「HC2300L」と「HC2400L」を近日発売開始することを発表した。

製品・サービス・業界動向
両機種の違いは消去対象の厚みと、発生磁力となる。サーバー用のHDD以外にも、VHSなどのビデオテープを始めとした各種磁気記録媒体のデータ消去に対応する(画像は公式Webサイトより)
  • 両機種の違いは消去対象の厚みと、発生磁力となる。サーバー用のHDD以外にも、VHSなどのビデオテープを始めとした各種磁気記録媒体のデータ消去に対応する(画像は公式Webサイトより)
  • 同社の既存の製品と新製品2機種の仕様比較。対応するHDDの厚さが従来品より拡大し、持ち運びを想定して取っ手などが新たに設置された(画像は公式Webサイトより)
 オリエントコンピュータは26日、消去ログ管理システムを搭載した卓上型磁気データ消去マシン「HC2300L」と「HC2400L」を近日発売開始することを発表した。

 データセンターや消去サービス業などでの使用を想定した製品で、強力な磁力によりHDDの内容を一瞬でデータ消去することを可能としている。

 消去対象のHDDは、「HC2300L」は30mmまで、「HC2400L」は45mmまでの厚さに対応しており、サーバー用途などの厚いものでも対応することが可能。電力チャージは約20秒、データの消去は約0.1秒で完了する。磁気防止シールドにより磁力漏れを防ぎ、人体や周りの精密機器などへの影響を防ぐ仕様となっている。

 本体重量は約19kg。コンパクトサイズで取っ手も付いており、移動も容易だ。

データを一瞬で消去するハードディスククラッシャー新製品が登場

《小菅@RBB TODAY》

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