3月14日から仙台市で開催される国連防災世界会議にて、国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは、インドネシアとモンゴルの支援地域で防災・減災活動に取り組む2人の男の子を招へいする。「子ども憲章 -子どもによる子どものための防災(災害リスク軽減)行動計画(仮)」を発表する予定となっている。 「この会議で策定される新しい行動枠組みの対象に子どもを含めるよう、世界のリーダーに訴える」という趣旨で、インドネシアの干ばつが頻発する地域に住むユディアント君、山火事に見まわれる地域に住み、防災訓練の指導員として行動するモンゴルのルブサンシャラブ君を招き、防災や減災についてのセッションなどを行う予定だ。 国際NGOワールド・ビジョン・ジャパンは世界の子供を支援するキリスト教系の民間ボランティア団体。国税庁から認定NPO法人に認定されており、寄付金は税制上の優遇措置の対象となる。 国連防災会議は国際的な防災戦略について議論する国連主催の会議で、過去2回とも日本で開催されている。今後の世界の防災戦略を策定するとともに、ホスト国日本の防災ノウハウを詳細に紹介、東日本大震災の経験と教訓を国内外に発信するという特徴を持っている。