JR東日本八王子支社は11月27日、今冬の雪害対策を発表した。この中には除雪体制の整備と設備の強化が謳われ、具体的な施策として沿線監視カメラの整備などが含まれている。 2014年2月の大雪の際には3日間に渡って全線で運行を停止した経緯があり、それを踏まえて除雪体制の強化や防寒シートなど備蓄品の配備、融雪装置の増強、新たな除雪車の設置などを行う計画となっている。 降積雪状況を監視する沿線監視カメラは中央本線高尾駅から小淵沢駅間の無人駅と踏切を中心に、12か所での設置を行う。 JR東日本全体では今年5月に、2017年度までの4年間で180億円を投じて雪害対策への施設設備などを行う計画も発表しており、上記区間を含む38か所に沿線監視カメラを設置する予定だ。