CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)はマレーシアなどASEAN地域において、ITシステム運用の24時間監視サービス「CTC Proactive Service(CPS)」を11月28日から開始する。グループ会社であるCTCグローバル マレーシア(CTC Global Sdn Bhd)と共同で行うもので、ASEAN地域の日系企業などを対象として、1年間で50社からの受注を見込む。
提供されるサービス「CPS」は、障害対策の監視、システム運用プロセスの自動化(RBA:Run Book Automation)などで構成され、これによって運用業務の効率化を図る。このサービスにより、障害対応業務の約60%を定型化できるだけでなく、作業の効率化によって運用コストを最大30%削減できるという。ユーザーが自社のシステムの状況をリアルタイムで監視することができるポータルサイトや、多言語(対応は英語、マレー語、中国語)でのヘルプデスクサービスも用意される。