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2018.11.17(土)

【防犯システム08】ワイヤレスタイプのカメラを導入する場合の注意点

一般的な防犯カメラは有線式だが、中には記録装置までの配線が不要なワイヤレスタイプ(無線式)も存在する。配線が不要で、工事の手間がかからないのが利点だ。

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 一般的な防犯カメラは有線式だが、中には記録装置までの配線が不要なワイヤレスタイプ(無線式)も存在する。無線とはいっても電源は必要なので完全なワイヤレスとはいえないが、記録装置までの長い配線が不要で、何よりそのための工事の手間がかからないのが利点だ。

 ワイヤレスタイプのカメラは2.4GHz帯の周波数を使う場合が多い。一般的に解像度の高い画像(情報量が多い画像)になるほど高い周波数を使うことが多く、最近では5GHz対応のモデルもある。

 とはいえ、2.4GHz帯の電波は他にもさまざまな機器で利用されている。身近なところではWi-Fiの電波の多くがそうだし、Bluetoothも2.4GHz帯を使っている。つまり、設置場所によってはこれらの電波の干渉を受けて撮影データの送信が滞る可能性があり得るのだ。他にも電子レンジからわずかに漏れる電磁波も2.4GHz帯に影響を及ぼすことが知られている。

 ワイヤレスタイプのカメラを導入する場合は事前の仮設置が必須で、上記の機器の影響がないか確認する必要がある。せっかく導入したのに画面にノイズが入ったりコマ落ちするようではまったく意味がないためだ。

 また、機種にもよるがワイヤレスタイプのカメラは同時に設置できる台数に制限があることが多い。カメラ側のスイッチでチャンネルを切り替えられるモデルでも、そのチャンネルは多くて10前後といったところだ。

 こう考えると本格的な防犯システムというよりは、シンプルなシステムで数か所だけ見ておきたいという状況に向いた機器といえる。工事現場で工期中のみ設置するような使い方もされている。あるいは従来のカメラシステムを補完するために追加設置という使い方もあるだろう。

 設置作業の手軽さや工事不要というコスト面から見ると魅力的なワイヤレスカメラだが、実際に導入する場合は事前チェックや今後の発展性なども考慮するのを忘れないようにしたい。

防犯システムの基本 Vol.8~ワイヤレスタイプのカメラ

《宮崎崇@RBB TODAY》

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