NEXCO西日本は、6月12日・13日に大阪市のインテックス大阪で開催された「防犯防災総合展in KANSAI2014」で点検ヘリのカメラを利用したカメラ・モニタリングシステムを展示した。このカメラ・モニタリングシステムは、自立飛行型小型ヘリに搭載したIPカメラの映像を統合監視ソフトVICOMOで、他のカメラで撮影された映像と統合して伝送・表示するようにしたシステムだ。小型ヘリを利用したカメラ・モニタリングシステムは、説明員によると、「今年の2月からテストを始めたもので、新名神高速道路建設予定地の空撮映像のモニタリングに使用した」とのことだ。小型ヘリは既存のものを流用して、同社が開発した統合監視ソフトVICOMOと組み合わせた。同社では、今後は高架橋の点検ができるように、このシステムの開発を続けたい、としている。