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2018.07.23(月)

保護者の75%が防犯ブザーの電池交換を行わず、最低でも1か月に一度は作動確認を(国民生活センター)

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 国民生活センターの調査から、保護者の75%が防犯ブザーの電池交換を行っていないことなどがわかった。同センターは、防犯ブザーの電池切れや故障に注意するよう呼びかけている。子どもの安全に関わる防犯ブザーの点検を習慣にしてはどうだろうか。

 防犯ブザーは、非常時に大音量の警報音で周囲に危険を知らせること、または相手を牽制(けんせい)して犯罪を未然に防ぐことを目的としており、多くの小学校で、子どもに配布(または貸与)しているという。同センターが2008年に公表した結果では、全国防犯協会連合会が認定した優良防犯ブザーが、落下衝撃でブザーが鳴らなくなるなどの故障が起きることが判明。業界団体への改善を要望し、「電池工業会規格 防犯ブザー」が改正された。

 しかし、その後も「購入から6か月後から音が鳴らなくなった」などの「携帯防犯ブザー」に関する相談が37件寄せられており、同センターは小学生が実際に使っていた防犯ブザーがどのような状態であるのかを調査。また、小学校2年生から6年生の子どもに防犯ブザーを使わせている全国の保護者に対して使用実態に関するアンケートを実施し、同連合会の優良防犯ブザーのうち10銘柄については、耐落下衝撃などのテストを行った。

 関東地方で回収した139個の防犯ブザーを調査したところ、小学生が使用していたものの半数以上に、回路の断線や電池の劣化などが原因で音が鳴らないなどの異常が生じていた。しかし、異常が見られたもののうち、約3分の1は電池切れが原因だったという。また、保護者へのアンケートから、75%の保護者が電池の交換をしておらず、47%がブザーが鳴るかどうかの点検をしていないことがわかった。

 優良10銘柄に対する耐落下衝撃のテストでは、1mの高さからブザー側・アラームストッパー側など6つの各面を下にして1回ずつ(計6回)コンクリート板の上に落下させ、作動するかどうかを調べた。その結果、9銘柄が6回落下させるまでに機能などに何らかの異常を生じた。また、音量のテストでは、2銘柄が規格で定められている基準の音量未満だった。

 同センターでは、「最低でも1か月に一度は家庭で保護者が作動確認を行い、電池の点検・交換を定期的に行うこと」「かばんなどの取り扱いも含め、携帯時に強い衝撃を与えるなど、乱暴な扱いをしないように教えること」を、消費者にアドバイスしている。また、業界・事業者へも商品の改善などを要望していくという。

防犯ブザーの電池切れや故障に注意…保護者の75%が電池交換せず

《黄金崎 綾乃@リセマム》

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