6月25日前後、Anonymous の #opNorthKorea に北朝鮮が報復攻撃か?(Far East Research) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

6月25日前後、Anonymous の #opNorthKorea に北朝鮮が報復攻撃か?(Far East Research)

筆者の個人的な見解を付け加えるとするならば、Anonymous Korea の背後にいると想像されるのは米韓政府ではない。先に Anonymous によってリークされたサーバーデータのうち、もし情報機関が背後に関係しているのであれば、絶対に公開しないはずのものが一部存在するからだ。

国際 Far East Research
国際ハッカー集団 Anonymous の分派 Anonymous Korea が6月25日に対北朝鮮サイバー攻撃計画 #opNorthKorea を実行すると予告したのち、北朝鮮側は Anonymous Korea の背後に米国および韓国政府の意向があると痛烈に非難し、報復を警告した。

6月21日、朝鮮中央通信は「月を見て吠える狂犬たちの妄想」という評論を掲載。このなかで「Anonymous が尊厳高きわが共和国をサイバー攻撃の目標とし、ありとあらゆる中味のない主張をやたらと叫んでいる」とし、「来る6月25日に北内部浸透作戦と命名したハッキング攻撃を敢行し、この攻撃を通じてわれわれの体制にも揺さぶりをかける、と言い放っている」と報じた。

北朝鮮は Anonymous に対し「あたかも月を見て吠える狂犬たちの妄想、といわなければならない」と非難。また「誰でもその気になればいくらでも作成することができる幼稚なハッキングプログラムで、秘密のデータなどないわれわれの公開サーバーにハッキング攻撃を仕掛け、さも大きな技術的功績のようにわめきたてている」と低く評価した。

興味深いのは、北朝鮮が Anonymous の背後にアメリカおよび韓国政府当局がいる、と主張している点である…

※本記事は明日配信の有料版メールマガジンに全文を掲載します
(Vladimir)

筆者略歴:infovlad.net 主宰。中国・北朝鮮・ロシアのセキュリティ及びインテリジェンス動向に詳しい
《Vladimir》

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