NTTアイティは、学校教育ICT化支援ツール「サイバー先生」のフィルタリング機能を強化した新製品「サイバー先生 Secured by i-FILTER」を6月3日に発売する。 「サイバー先生」は、教師のパソコンに表示された教材コンテンツや画像データを簡単な操作で児童・生徒用Androidタブレットに一斉表示することができるWebブラウザ型教育支援ツール。生徒がタブレット上に書いた手書き文字を取得し、先生のパソコンにリアルタイムに表示することもでき、きめ細かい学習指導が可能になるという。 従来、「サイバー先生」ではホワイトリスト方式を採用し、アクセスを許可するURLをリスト化して登録するという運用を行ってきた。この運用は確実である反面、アクセスを許可するURLをその都度登録する必要があるなど、授業を行う教師にとって負担となっていた。 今回発売される「サイバー先生 Secured by i-FILTER」は、従来のホワイトリスト方式に加え、「i-FILTER」のWebフィルタリングデータベースを利用するブラックリスト方式の選択が可能となる。ブラックリスト方式を利用する場合は、教師によるアクセス制限リストの管理・運用は不要で、教師の負担を増やすことなく、ネットワークアクセス時のより高度な安心安全を実現する。 また、本機能の実装により、学校ネットワーク以外での利用(家庭学習等)においても、学校ポリシーによるURLフィルタリング機能の利用が可能となり、家庭学習でのICT利用、家庭と学校との連携学習などにおおいに寄与するとしている。◆サイバー先生 Secured by i-FILTER・学校ライセンス98万円(台数無制限)・端末ライセンス先生パソコン用:4万9,800円(1台)児童生徒端末用:9,800円(1台)※学校ライセンスか端末ライセンスのどちらかを選択※利用には児童端末1台あたり年額2,520円の利用料と年度毎の更新が別途必要