コダックが破産法申請!デジタル化乗り遅れ響く | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.16(土)

コダックが破産法申請!デジタル化乗り遅れ響く

製品・サービス・業界動向 ダイジェストニュース

 米イーストマン・コダックは19日(現地時間)、日本の民事再生法に相当する米連邦破産法11条の適用を申請したと発表した。事業は継続する。

 コダックは130年以上の歴史を持つ写真用フィルムメーカーの名門。世界初のカラーリバーサルフィルム「コダクローム」は多くのカメラマンに愛された。映画、医療用分野でも圧倒的なシェアを誇ったが、デジタルへの移行が進んだことからコダクロームは2009年に製造中止。その他のフィルムもそのほとんどが製造中止となっている。

 また、コダックは世界ではじめてデジタルカメラを開発したメーカーでもある。しかし商品化はされず、その後に世界的なデジカメへの移行が始まってもフィルム事業にこだわり、デジカメ事業の展開は遅れた。日本メーカー等に対抗できる製品を開発することもできず、昨年秋からは経営危機を伝える憶測が幾度となく浮上していた。同じフィルムメーカーながらデジカメを始めとする事業の多角化に成功した富士フィルムとは明暗を分けている。

 今回の申請で破産法適用の対象になるのはコダック本体と米国内の子会社で、米国以外の子会社は対象に含まれない。また、米シティグループから総額9億5000万ドルのつなぎ融資を受け、業務は通常通り続ける。今後は裁判所の管理下で、保有特許の売却などを進める見込み。
《山田 正昭@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

製品・サービス・業界動向 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. イスラエルのサイバー防衛たてつけ~視察団報告

    イスラエルのサイバー防衛たてつけ~視察団報告

  2. カスペルスキーに関する一連の報道に対し、代表取締役社長の川合氏が言及

    カスペルスキーに関する一連の報道に対し、代表取締役社長の川合氏が言及

  3. 次世代FW+Sandbox+SIEM+SOCの管理体制が限界を迎えるとき~三年後を先取りするVectra Networks社製品とは

    次世代FW+Sandbox+SIEM+SOCの管理体制が限界を迎えるとき~三年後を先取りするVectra Networks社製品とは

  4. シミュレーションゲーム「データセンターアタック」(トレンドマイクロ)

  5. サイバーセキュリティ経営ガイドライン改訂、経営者が指示すべき10項目見直しや事後対策取組など(経済産業省)

  6. 自分の利用しているサーバの状況を確認する方法 不正中継確認

  7. ダークウェブからAIで情報収集(DTRS、IISEC)

  8. 2020大会関係者向け疑似サイバー攻撃演習、システムを忠実に再現(NICT)

  9. EDRとSOCを連携させた標的型攻撃対策サービスを提供(TIS)

  10. 学校の自殺予防体制、情報セキュリティ技術活用

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×