ソフォス株式会社は7月28日、モバイル端末向けのセキュリティ管理製品「Sophos Mobile Control」の日本発売を開始すると発表した。本製品は、スマートフォン向けのセキュリティ管理プラットフォームを提供するモバイル端末管理(Mobile Device Management)ソリューション。本製品が管理基盤となり、今後さらに機能が追加される予定。iPhoneやiPad、Android端末、Windows Mobile端末などといったスマートフォンやモバイル端末の管理を可能とし、重要な企業データを堅牢に保護する。IT管理者は、Webベースの管理コンソールからiOS、Android、Windows Mobileなどのスマートフォンの設定を簡単に確認し、それらの利用に対して監視や制御ができるようになる。具体的には、一元的にセキュリティ設定が実行でき、好ましくない機能の解除や、端末の紛失または盗難の際のリモート操作によるロックやデータ消去ができるほか、一貫したセキュリティポリシーの強制、強力なパスワードポリシーとロック期間、アプリケーションの管理とインストール、カメラ、ブラウザ、YouTubeなどの使用をブロックできる。また、エンドユーザ向けにセルフサービス型のポータルを提供し、管理上の負荷を低減する。(吉澤亨史)http://www.sophos.co.jp/pressoffice/news/articles/2011/07/sophos-mobile-control.html