クオリティソフト株式会社は6月28日、同社が従来から提供しているクラウド型PCセキュリティ維持・管理サービス「ISM CloudOne」にAndroid端末管理機能を追加し、PC&モバイルセキュリティ維持・管理サービスとして7月末から提供を開始すると発表した。ISM CloudOneは、グループ企業を数多く持つ企業体向けのシステム。グループ企業全体のポリシーとして設定したセキュリティ対策を自動的に継続して保つことができ、リモートコントール機能やソフトウェア配布や起動制御機能をインターネット経由のサービスとして、また従来型のクライアントサーバ型のソリューションとしても利用できる。統合されたシステムでPCとAndroid端末の双方のセキュリティが管理可能なクラウドサービスは日本初となる。また、Android端末はキャリア、機種を気にすることなく管理が可能で、これも現時点(2011年6月現在)で他ツールでは実現できていない特長となっている。これにより、ユーザの情報システム部門はPCだけでなく各社から発売されるさまざまなAndroid端末の統合的な管理が実現できる。なお、iPhoneおよびiPadへの対応は年内に提供する予定。価格は、クラウドSaaSでは1クライアントあたり月額700円、企業導入向けライセンスでは1,200,000円(100クライアントの場合)。(吉澤亨史)http://www.quality.co.jp/company/newsrelease/news_20110628.html