ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は11月8日、メンバー企業と東京都所在のソフトウェア開発会社との間におけるビジネスソフトウェアの著作権侵害に関し、総額197,165,214円の和解が成立したと発表した。本件はBSAへの通報を端緒とする事案の和解総額として、過去4番目に高額となる。本件は、BSAが組織内違法コピーの問題解決のため設置している情報提供窓口への通報が端緒となり発覚したもの。当該ソフトウェア開発会社(A社)における著作権侵害の発覚後に、BSAメンバー企業の依頼により行われたA社による社内調査の過程で、「Adobe Acrobat」や「AutoCAD」「Microsoft Office」「Symantec AntiVirus」など、のべ1,152本という大量の違法コピーが発見されたという。http://www.bsa.or.jp/press/release/2010/1108.html