安全と思われているファイルにもウイルスが潜む--10月度ウイルス届出状況(IPA/ISEC) | ScanNetSecurity
2021.01.18(月)

安全と思われているファイルにもウイルスが潜む--10月度ウイルス届出状況(IPA/ISEC)

独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)は11月4日、2010年10月度の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」を発表した。また10月、Adobe Readerの脆弱性を解消するための修正プログラムが提供されたが、9月からその脆弱性を悪用する攻

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独立行政法人情報処理推進機構 セキュリティセンター(IPA/ISEC)は11月4日、2010年10月度の「コンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況」を発表した。また10月、Adobe Readerの脆弱性を解消するための修正プログラムが提供されたが、9月からその脆弱性を悪用する攻撃が行われた。そこで、安全と思われがちのPDFファイルを悪用する攻撃について説明している。この脆弱性を悪用するウイルスの一検体についてIPAが解析を行ったところ、細工されたPDFファイルを開くとバックドアがPCにインストールされた。その一方で、画面上では問題のないドキュメントが正しく表示される。これは、このPDFファイルがウイルスであることに気付かれないための細工と考えられ、今回の場合は実在の国際会議の開催案内となっていた。

10月のコンピュータウイルス届出状況では、ウイルス検出数は約3.4万個と、9月の約3.4万個から同水準での推移となった。届出件数は996件となり、9月の1,082件から7.9%の減少となっている。コンピュータ不正アクセス届出状況では、10月の不正アクセス届出件数は14件で、このうち8件は何らかの被害があった。相談件数は40件で、このうち15件が何らかの被害に遭っている。被害届出の内訳は、侵入5件、アドレス詐称1件、なりすまし2件となっている。ウイルス・不正アクセス関連相談総件数は1,813件で、このうち「ワンクリック不正請求」に関する相談が603件(9月は820件)、「セキュリティ対策ソフトの押し売り」行為に関する相談が13件(9月は13件)、Winnyに関連する相談が7件(9月は3件)、「情報詐取を目的として特定の組織に送られる不審なメール」に関する相談が1件(9月は2件)などとなっている。

http://www.ipa.go.jp/security/txt/2010/11outline.html
《ScanNetSecurity》

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