内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)および総務省は10月31日、沖縄県名護市で開催されたAPEC電気通信・情報産業大臣会合において、「APECサイバーセキュリティ意識啓発の日」イベントを10月29日に毎年実施し、APEC域内における意識啓発を推進していくことが確認されたと発表した。本年は、関連行事として、APEC加盟エコノミーにより採択された共通のロゴや、一般ユーザがインターネットを安心・安全に利用する上で推奨される情報セキュリティ対策(サイバーセキュリティトップティップス)を公開した。また、エコノミーごとに独自の取り組みもあわせて実施され、日本においてはAPEC電気通信・情報産業大臣会合において「APECサイバーセキュリティ意識啓発ポスター展示イベント」を韓国と共催し、10エコノミーから計24枚のサイバーセキュリティ意識啓発に係るポスターの展示を行った。日本は今後とも本取り組みを支援し、APEC域内におけるサイバーセキュリティの意識向上に貢献していくとしている。http://www.nisc.go.jp/