ネットレイティングス株式会社は10月8日、ニールセン・オンライン(Nielsen Online)が提供するインターネット利用動向調査「NetView」データをもとに職場でのインターネット利用についてまとめ、発表した。これによると、2010年8月時点の家庭と職場からのPC利用によるインターネット利用者数は6,063万人にのぼり、このうち約30%に相当する1,771万人が職場のPCからインターネットを利用していることがわかった。また、家庭と職場での併用利用者は921万人で、職場のPCからの利用者全体の52%となっている。家庭での利用状況と職場での検索の利用状況を比較すると、検索サービス利用者全体の「1人1回あたりの利用時間(1訪問あたりの利用時間)」は、家庭、職場ともに約2分30秒程度である一方で、職場での「1人あたりの訪問数(利用頻度)」は29回であり、家庭の15回と比べて約2倍の利用回数となっている。インターネット利用者が1回の検索サイト利用に費やす時間は、家庭、職場の違いに左右されることはないものの、利用頻度に関しては大きな差異があり、ビジネス用途を伴ったシーンでの検索行動が活発であるとしている。http://csp.netratings.co.jp/nnr/PDF/Newsrelease10082010_J.pdf