64bit版のLinux kernelにローカルからroot権限を奪われる脆弱性(SecurityFocusほか) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

64bit版のLinux kernelにローカルからroot権限を奪われる脆弱性(SecurityFocusほか)

SecurityFocusをはじめとする複数のセキュリティ情報ベンダは9月15日、64bit版のLinux kernelにローカルからroot権限を奪われる脆弱性(CVE-2010-3081)が存在すると発表している。これは、「video4linux」IOCTLおよびIPマルチキャスト「getsockopt」が原因で権限を昇格

製品・サービス・業界動向 業界動向
SecurityFocusをはじめとする複数のセキュリティ情報ベンダは9月15日、64bit版のLinux kernelにローカルからroot権限を奪われる脆弱性(CVE-2010-3081)が存在すると発表している。これは、「video4linux」IOCTLおよびIPマルチキャスト「getsockopt」が原因で権限を昇格されるというもの。RedHat Enterprise Linux Desktop 5 client、RedHat Enterprise Linux 5 server、Red Hat Fedora 13および12、Red Hat Enterprise Linux 5.4.z server、Linux kernel 2.6.33以前、Debian Linux 5.0などが影響を受ける。

各Linuxベンダは本脆弱性を解消するアップデートを提供しており、適用するよう呼びかけている。なお、本脆弱性のexploitコードも公開されており、このコードはバックドアを残すため、パッチ適用後も悪用される危険性があるとしている。また、Ptraceが原因の同様の脆弱性(CVE-2010-3301)も確認されている。

http://www.securityfocus.com/bid/43239
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×