Webサイトへの攻撃検出ツールの新バージョンを公開、WAFにも対応（IPA）

独立行政法人情報処理推進機構（IPA）は8月27日、Webサイトへの攻撃を検出できるツールの新バージョン「iLogScanner V3.0」の提供を開始したと発表した。本ツールは2008年4月から公開されており、月平均1500件以上ダウンロードされているもので、利用者のWebブラウザ上

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2010年8月30日（月） 13時40分

独立行政法人情報処理推進機構（IPA）は8月27日、Webサイトへの攻撃を検出できるツールの新バージョン「iLogScanner V3.0」の提供を開始したと発表した。本ツールは2008年4月から公開されており、月平均1500件以上ダウンロードされているもので、利用者のWebブラウザ上でWebサーバのログを解析することで、Webサイトを狙った攻撃を検出する。

新バージョンでは解析性能を強化し、ログの解析時間が旧バージョンと比較して平均約1/5に短縮された。また、検出可能な攻撃パターンの量を旧バージョンの約1.5倍に増強した。さらに、解析時に対象期間を日単位で指定可能にしたり、利用者の用途に応じて「解析レベル」（標準・詳細）を選択できるようにするなど、使いやすさも向上されている。このほか、Web Application Firewall（WAF）のログ分析が可能になり、本バージョンではModSecurityと連携できるようになったほか、対応可能なログフォーマットの種類も増強した。

http://www.ipa.go.jp/about/press/20100827.html

《ScanNetSecurity》