株式会社日立製作所ソフトウェア事業部は6月30日、「HiRDBにおけるDoS脆弱性(HS10-014)」を同社のセキュリティ情報サイト「HIRT」において公開した。これは、同社の純国産RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)である「HiRDB/Single Server」などにおいてDoS攻撃を受ける脆弱性が確認されたというもの。HiRDBのプロセスが意図しないデータを受信した場合にHiRDBプロセスおよびHiRDBユニットが異常終了し、サービス不能に陥る可能性がある。同サイトでは、脆弱性が確認された製品およびバージョン、また対策版の提供情報も公開しており、該当するユーザには対策を行うよう呼びかけている。なお、HiRDBユニットが異常終了した場合、HiRDBを再起動することでサービスは再開可能となる。http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/security/info/vuls/HS10-014/index.html