埼玉県さいたま市は6月22日、個人情報を含む年金受給権者データの紛失が判明したと発表した。これは6月16日午前、埼玉県国民健康保険団体連合会から「年金受給権者データが記録された光磁気ディスク(MO)がいまだ返却されていない」という旨連絡を受けたことにより発覚したもの。この連絡を受け所在を確認したところ、当該ディスクは5月13日に情報処理のため国民健康保険課より情報政策課(大宮区内)へ持ち込まれ、5月14日に情報政策課で処理されていた。しかしそれ以降所在が不明であり、情報政策課より国民健康保険課へ返却したこと、および返却された当該ディスクを国民健康保険課において受領したことの確認がそれぞれできなかったという。このため、関係箇所を捜索するも現在に至るまで発見することができなかったため、紛失したと判断した。現在も全庁をあげて捜索継続中だ。紛失した年金受給権者データには、1,823名分の住所、氏名、生年月日、性別等が含まれていた。なお、年金受給額や口座情報などは含まれていないとしている。http://www.city.saitama.jp/www/contents/1277190033042/index.html