株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は5月31日、Webアクセスのセキュリティ対策機能を統合的に提供する「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」において、「SSL検査オプション」を新たに追加、6月1日より提供開始すると発表した。本オプションは、ユーザがHTTPSサイトへ接続する際に、IIJのデータセンターに設置したゲートウェイサーバが情報漏えい対策の抜け道となる暗号化(SSL)通信を検査するというもの。HTTPSサイトのWebサーバとの通信は、すべてセキュアWebゲートウェイを中継するため、書き込み内容やログ取得が可能となるほか、URLレベルでHTTPSサイトを検査することも可能なため、利用ユーザのプライバシーへの配慮もなされている。これによりプライバシーに関わる情報やクレジットカード番号、企業秘密などを安全に送受信しつつ、ログの取得を可能にした。http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2010/0531.html