富士火災海上保険株式会社および富士生命保険株式会社は5月18日、両社の顧客リストが紛失していることが判明したと発表した。これは匿名の投書により判明したもので、この投書には顧客リストの対価として金銭を求める内容が記載されていた。両社が事実関係を確認したところ、富士火災の宮崎支店に所属する営業社員扱いの顧客リストが紛失していることが判明した。紛失が判明した顧客リストには、富士火災322名分(個人256名分、法人66名分)、富士生命32名分(個人29名分、法人3名分)の氏名、住所、電話番号、契約している保険契約内容等が記載されていた。なお、金融機関口座番号およびカード情報は含まれていないとしている。両社はすでに、警察に紛失および悪意のある金銭の要求があった旨の届出を行っているという。http://www.fujikasai.co.jp/CGI/news/index.cgi?view=detail&seq=221http://www.fujiseimei.co.jp/index.php?id=505