第1四半期の脆弱性、任意のコード実行とサービス不能が約77%を占める(ラック) | ScanNetSecurity
2025.12.24(水)

第1四半期の脆弱性、任意のコード実行とサービス不能が約77%を占める(ラック)

株式会社ラックは5月19日、同社が収集および検証し、編集している脆弱性情報データベース「SNSDBアドバイザリ」を元に、2010年1月から3月に発行した109件を集計したレポート「SNSDB Advisory Report 201001-03」を発表した。同社Webサイトから無料でダウンロードできる。

製品・サービス・業界動向
株式会社ラックは5月19日、同社が収集および検証し、編集している脆弱性情報データベース「SNSDBアドバイザリ」を元に、2010年1月から3月に発行した109件を集計したレポート「SNSDB Advisory Report 201001-03」を発表した。同社Webサイトから無料でダウンロードできる。第三者に悪用される危険性が特に高いと考えられる「SNSDBピックアップ脆弱性」では、Microsoft Internet Explorer2件(ウイルス、攻撃ツール)、Sun Java System Web Server(攻撃ツール)、Adobe Reader(ウイルス)、Apache HTTP Server(攻撃ツール)の5件が取り上げられている。

ソフトウェア別の脆弱性の件数では、109件の脆弱性情報のうちクライアントが32件(29%)、サーバ(ネットワーク機器)が30件(27%)、OSが26件(24%)などであった。リスクレベル別の件数では、「Medium High」が38件(35%)、「Medium」が35件(32%)、「High」が24件(22%)、「Medium Low」が11件(10%)となっている。攻撃方法では、任意のコード実行とサービス不能が約77%を占めた。

http://www.lac.co.jp/info/snsdb_advisory/
《ScanNetSecurity》
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×