ApacheのサーバがXSSでセッションハイジャック、パスワード流出の可能性(Apache) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

ApacheのサーバがXSSでセッションハイジャック、パスワード流出の可能性(Apache)

Apacheの「Apache Infrastructure Team」ブログによると、バグトラッキングソフト「JIRA」をホスティングしているサーバにターゲット攻撃が発生した。これは4月5日、同サーバの管理者が「ive got this error while browsing some projects in jira (tinyurl.com/XXXXXX

製品・サービス・業界動向 業界動向
Apacheの「Apache Infrastructure Team」ブログによると、バグトラッキングソフト「JIRA」をホスティングしているサーバにターゲット攻撃が発生した。これは4月5日、同サーバの管理者が「ive got this error while browsing some projects in jira (tinyurl.com/XXXXXXXXXへのリンク) 」というメッセージのURLをクリックしたことが原因で、このTinyURLを使った短縮URLにはクロスサイトスクリプティング(XSS)によってセッションを含んだCookieを盗む攻撃コードが仕込まれていた。この罠を含んだリンクをJIRAの管理者がクリックしたことで、管理者権限を含んだセッションが攻撃者に奪われ侵入された可能性がある。

また、それと同時に攻撃者は、JIRA login.jspに対するブルートフォース攻撃を実施し、4月6日にはJIRAアカウントのパスワードを推測する攻撃を行った。このどちらかの攻撃が成功したことにより管理者権限が奪われ侵入されてしまった。この攻撃により、JIRA、Bugzilla、Confluenceユーザのハッシュ化されたパスワードが流出した可能性があるとして、ユーザに注意喚起を発表している。なお、サービスは4月10日までに復旧しているという。

https://blogs.apache.org/infra/entry/apache_org_04_09_2010
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×