独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月13日、複数のウイルス対策ソフトにウイルススキャンを回避される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これは、圧縮アーカイブの処理に問題があり、悪意あるファイルが同梱されていることを検知できないというもの。本脆弱性が確認されているウイルス対策ソフトは、現在のところキヤノンITソリューションズ株式会社の「ESET Smart Security V4.0」「ESET NOD32アンチウイルス V4.0」「ESET Smart Security V3.0」「ESET NOD32アンチウイルス V3.0」およびソースネクスト株式会社の「ウイルスセキュリティ」で、これらはすでに対応策が公開されている。また、マカフィー株式会社およびネットムーブ株式会社のソフトには該当する製品がないことも確認されている。http://jvn.jp/cert/JVNVU545953/