Panda Securityは3月9日、GoogleのAndroid OSが搭載されたVodafoneのスマートフォン「HTC Magic」でマルウェアを検出したとブログで発表した。同スマートフォンは欧州で発売されている機種。購入したユーザが。この電話をUSB経由でPCに接続した際に「Panda Cloud Antivirus」が動作し、悪意あるコードとしてautorun.infとautorun.exeを検出した。即座に行われたマルウェア分析によって、このマルウェアが「Mariposa」ボットのクライアントであることが明らかになった。ただし、スペインのハッカーグループ「DDPチーム」の数人が操作していたものではなく、「tnls」と呼ばれる人間が操作しているものであった。一旦感染させられると、さらに指示を受けるためにマルウェアが「家に電話をかけている」のを監視する。おそらく。ユーザの全ての個人情報を盗んだり、マルウェアの作者にそれらを送信するためであるとしている。http://pandajapanblogs.blogspot.com/2010/03/vodafonemariposa.html