Secuniaなど複数のセキュリティベンダが、「Opera」にバッファオーバーフローの脆弱性が確認されたと発表している。これは、過度に長い「Content-Length」ヘッダを持つ細工されたHTTP responsesを処理する際のエラーが原因で、ヒープベースのバッファオーバーフローが引き起こされるというもの。これにより、ユーザのシステム上で任意のコードを実行される可能性がある。この脆弱性はWindows版のOpera 10.50で確認されており、現在のところベンダによる対応はなされていない。http://secunia.com/advisories/38820/