一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月10日、2010年2月度のMicrosoftセキュリティ情報(緊急5件含む)に関して注意喚起を発表した。これは、同日マイクロソフトから発表された月例セキュリティ更新プログラムに対するもの。2月は13件が発表されており、このうち5件の深刻度が「緊急」となっている。また、すでに公表されていた「Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される(979682)」が今回更新され、脆弱性の問題が修正されている。なお、「SMB の脆弱性により、サービス拒否が起こる(977544)」および「Internet Explorer の脆弱性により、情報漏えいが起こる(980088)」については現在調査中となっている。JPCERT/CCではMicrosoft Update、Windows Updateなどを用いて、セキュリティ更新プログラムを早急に適用するよう呼びかけている。http://www.jpcert.or.jp/at/2010/at100006.txt