株式会社セキュアスカイ・テクノロジー(SST)は2月9日、同社のSaaS型Webアプリケーション・ファイアーウォール(WAF)サービス「Scutum」に、Gumblarによるサイト改ざんを検知し無害化する機能を標準サービスで搭載すると発表した。これにより、「Scutum」を導入しているWebサイトがGumblarによって改ざんされたとしても、サイト閉鎖をすることなく安全な状態を維持しながら修正対応を実施することが可能となる。本機能は、「Scutum」を導入しているWebサイトがGumblarに感染してしまった場合に、Webサーバからのレスポンスに含まれる悪意のあるJavaスクリプトを「Scutum」が無害化し、閲覧ユーザへの再感染を防止するというもの。同時にサイト運営者に対しても、悪意のあるJavaスクリプトが埋め込まれていることを通知する。同社では今後、「Scutum」を2010年度(2010年12月)までに200社に提供することを目標としている。http://www.securesky-tech.com/topics/2010/0209n.html