ワシントンポスト他複数の海外メディアによれば、Googleがサイバー攻撃からの保護を目的にNSA(National Security Agency:国家安全保障局)へ協力すると発表した。世界で最も大きい検索会社と最も強力な電子監視組織がサイバーセキュリティの名の下に協力したと報じている。まだ協定は最終合意に至っていないが、Googleは中国をはじめとするコンピュータネットワークが標的とする有名企業へのスパイ活動攻撃を分析し、今後発生しうる攻撃からGoogleおよびそのユーザを守るという。ただし、情報提供者によると今回の協力は、Googleユーザの検索結果やメールアカウントの内容といったGoogleが占有するデータをNSAが閲覧、共有するといったものではないという。しかし、どの程度のレベルで情報共有がなされるのかは問題であり、NSAのEllen McCarthy氏も「最適な方法を探す」とコメントしている。